15巻
15巻
B6版 p178
平良に対するモヤモヤした思いを鹿西に吐き出す吉家。話せば話すほど、平良との将来と自分自身の未来ビジョンが噛み合わなくなっていく。避難先から一時的に戻ってきた平良へ想いを伝えようとする吉家だが、なぜか上手く言葉が出てこなくて…。そんな時に平良から約束の物を渡される。ようやく見えた気持ち、吉家が出した答えとは?
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集英社マーガレットコミックス 2025年11月発売 桃森ミヨシ
15巻の感想
真霜がかっこよくなっていく・・・
✨復活&大人の男デビュー物語✨
ってことですよね???˚✧₊⁎❝᷀ົཽ≀ˍ̮ ❝᷀ົཽ⁎⁺˳✧༚
まあ、真霜がどんどん頼もしくなって、災害対策も自治会の若手代表としてどんどんイニシアチブをとる姿は、ほんとにかっこよくなっていく、
まさに復活劇。
と同時に、今回はかなりインパクトのある回だったんだよね。
紬が平良さんとの別れを決意したから。
鹿西さんと名前で呼び合う仲になったり(鹿西真央っていうんだ!初出じゃない?)、年の差がある女性二人が友情を深めるという展開になったっていうのは、災害の大変な中でおきた副産物だったわけで。
お風呂の中で裸の女子トーク。心も裸になって
紬が自分でも気づいていなかったことや、「自分は家庭を持つ資格がない」と思っていたことを真央さんがときほどいてくれる。
たしかに「資格がない」って言い方、私も好きじゃないや。
そんなの誰が決めるんだっていうね。
与えて、受け取れる
それだけで充分
真央さんのセリフは心にしみます。
女子会の飲み会みたいな感じ、この作品で初めてだね。一人でも大丈夫だった紬の、初めての姿かもしれない。
だけど平良さんとの別れを決意してしまう紬。
二人で話し合ってすり合わせがうまくいかなかったら、とは言ってるけど、紬の中でもう決めてる感じがします。
そして、あまりにも皮肉な展開で、もう、もう・・・
もんのすごく美しい展開なのに
もんのすごく平良さんが可哀想
気持ちに気づかせるのが、まさか平良さんの渾身の告白だなんて。あまりにも皮肉すぎんか?
38話はまるごと音楽つきで聞いてみたいなあと思いました、ほんとに。
絶対泣ける。
普通に読んでても誌面だけで涙腺がじわっときちゃったもん。
合唱曲の歌詞はまんま、平良さんの理想の愛であり、夢であり、希望。
こんなふうに愛されたい
僕もこんなふうに愛したいという、未来の二人の想像図でもあるんですよね。
こんな二人になっていきましょうよというプロポーズでもあったはずです。
けど、とっくに真霜くんが叶えてしまってた。与えてしまってた。
「その熱は消さない」
愛とは嵐の夜に 言葉を探さずただそばにいること
答えを急がず あなたの叫びにただ耳を澄ますこと
あなたの怒りも あなたの悲しみも
恐れずみつめること
心を痛め 疲れ果てた空腹のあなたの前に
あたたかな膳をおくこと
愛とは魂をわけること
わたしの時間 わたしの力 わたしの熱をそっと
あなたの温度に溶け合わせること
冷えた体を包むように
愛とは はげしい熱でなく
心に根を張るしずかなぬくもり
やわらかく満ちてゆく
愛とは 力無き手を取り
埋もれた光を輝かせること
この世界にあなたが必要だとおしえること
あなたの息づかいが わたしの温度を変えていると
あなたの存在が誰かを温めていると
知らせること
愛とは ときに姿を隠し
あなたのまなざしが 探し当てるのを待つもの
それはやがて寄り添い合う日常となり
長い夜さえおだやかに越えてゆく
愛とは 絶えぬ熱
その熱を抱きしめ 宿し続ける意思のこと
その熱は消えない
あなたが
わたしが
その熱は消さない
その熱は消えない
その熱は消さない
とってもいい歌詞ですよね。これを合唱曲できいたらじ〜〜んときそう。
平良さんのことを最初は考えながら聞いてるきっかなんだけど、この歌詞にのせて、過去に真霜くんが自分を支えていてくれたことをどんどん思い出すんです。
ひららさんがくれたテープで、忘れていた真霜くんの優しさを思い出す。
紬が別れを決めた理由
これまでは自分の生き方(仕事優先)との合わなさだった。
でも本当の理由はちがう。優先したい人が平良さんじゃないから。
いよいよ確信にせまります。
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